3歩先を行く

少し前のカンブリア宮殿での話。どこの会社だったかは忘れましたが、「わが社は半歩先を行く」という話をされていました。時代とちょうどマッチする形で提供するのが「歩いているのと同じ位置」ということですが、「半歩先」というのは、時代を少し先取りということです。

「歩いているのと同じ位置」というのは、ライバル企業がひしめき合いやすいということです。できれば時代を少し先取りし、先行者利益を得たい・・・という考え方です。

そういう意味では、あまりに行き過ぎると、誰からも理解されないということになります。だからこそその経営者は「半歩先」というところにこだわったようです。

今回、とあるYouTubeですでに活躍されている方の話に出ていましたが、「これからこの先、普通のビジネスYouTuberとかが、スピリチュアルを語る時代がもうすぐ来るー」みたいな話をされていました。そういうこともあり、私のチャンネルでは「士業がスピリチュアルを語る」というのをはじめました。

まあ、スピリチュアルのコミュニティにいた私としては、そのコミュニティにも「自分のアイデアでビジネスを始めたい」という方が多かったですし、そんな方は当然のごとく、ビジネスメソッドを理解していない方が多いです。

一方で、普通にサラリーマンなどをしていて、将来的に「自分のアイデアでビジネスを始めたい」という方もいらっしゃいます。そういう方は、自己啓発としてビジネススキルを高めることに抵抗が無いケースが多いです。

自己啓発本でも「引き寄せの法則」が活用されたり、「ある種の運の良さ」というところを注目されているケースも増えつつあります。そういうことで、今回私が開設した「運の良くなる経営」は、そういった2カ所からのアプローチに対応する内容にしています。

とはいえ、自分でチャンネルを初めて気付いたのが、

この2つを狙っていく方がまだまだ少ないようです。実際、タグに「スピリチュアル」と入れると、濃いスピリチュアルの方が多く来られる傾向ですし、自己啓発関連のタグを入れるとスピリチュアルに抵抗がある・・・という方が多いようです。

将来的には、これらが融合するという考えが出るでしょうが、どうやら「半歩先」どころか、「3歩ぐらい先」を彷徨っているように思えます。