中小企業診断士としてありがたいお言葉

中小企業診断士として独立してからはや3年。公的機関の仕事もやらせていただきました。公的機関は3年ほど続けたので、次はメンバーとして入っている会社が契約を続けるか否か。結果は2024年1月時点でまだ出ていないのですが、訪問させていただいている企業様よりありがたいお言葉を頂戴しました。

メンバーが変わるということは、当然企業訪問の顔ぶれも変わるということで。その企業は過去に来られていた専門家をあまり快く思っていなかったとのこと。

私は中小企業診断士ですので、登録している協会のオンライン勉強会に参加したりなどしますが、協会の理事長が「公的機関を通じて企業の社長と対面されるときの注意点」という話をされていました。

診断士の場合、自己啓発目的で取得される方もいらっしゃり、特に大企業にお勤めの方は、大企業の環境がスタンダードだと思いがちになります。さらに大企業の営業をやっていて、中小企業との価格折衝などを経験された方は、中小企業に対して「上から目線」になりがちなので、重々注意するように・・・とのこと。

私の場合は派遣で大企業にはいたものの、コミュ障寄りでカタカタカタカタ、パソコンの前でプログラムするのが性に合っていた・・・というのがあります。当然、仕事で中小企業の社長に挨拶するようなこともなく。そして派遣元では入社当初、上司からパワハラを受けていたということもあり、ヘコヘコして相手の機嫌を損ねないように振舞う・・・ということに慣れていたようです。

そんなこともあってか、割と平身低頭が当たり前の状態。そしてせっかく中小企業診断士になったのだから、何か企業の役には立ちたい。そう思う日々があって、企業訪問を続けていた時に聞いた言葉。

「是非ともメンバーが変わることなく、あなたが継続でうちの訪問を続けてほしい」

ちなみに、もしメンバーが変わって、上から目線の専門家が今後来るようなことがあれば、その経営者の方は公的機関にクレームを入れると言ったそうな。