DXと聞いていたんだけれど

公的機関でセミナーをさせていただく機会を得ました。市役所経由でセミナーをやるとなった場合、「市はこれをプッシュしている」というのが見えたりします。当初は「市の恰好つけ」ぐらいに思っていましたが、これどうやら「国の施策」などにも関係しているらしい。

要求されるテーマとして多いのが、

あたりが多いように思います。なるほど行政はこういったものを重視しているのかと。まあ補助金関連はわかるとして、カーボンニュートラルやDXなど、「中小企業のニーズ」としては、乖離しているケースは多いように見受けられます。

特に中小零細でカーボンニュートラルやSDGsの話を少しすると、「何それ？おいしいの？」とか、「わしらそんなん気にしてへんで」ぐらいのレスポンスです。DXについても、「そもそもITがよくわからん」というケースもあったりします。

そして今回のテーマがDXと聞いたので、過去に中小企業診断協会の登録研究会にて、DXのセミナーをやりました。その時の資料が残っていたので、これを若干アレンジして完成・・・かと思いきや、市からの要望として「製造業のDX」という詳細テーマが来ました。

「製造業の」という枕詞が付くだけで難易度が一気にアップ。あくまで過去にDXのセミナーをやったとはいえ、概ね2020年～2021年頃の話なので、今回はセミナー2週間前にそのことを聞かされ、慌てて製造業のDXに関連する書籍を読んでいくことにしました。