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先週の話ではありますが、記事にする予定にしていて、書かずじまいになっていました。
私はよく京都の宇治に足を運びます。私と名刺交換された方であれば、名刺に趣味は抹茶と書いています。まあ茶道はやっておらず、あくまでお茶屋さんを回り、高級茶を嗜むというのが趣味です。
「他人の趣味を説明するのは不可能」というのがあります。まあ傍から見れば、「なんでそんなめんどくさいことをするんだ?」ということもあるでしょう。そういえば以前、午前中に知人と話をしていました。「午後から宇治に行ってくる」というような話をしましたが、「ネットで取り寄せた方が早い」と言われました。
お茶好きの人からすれば、「行く楽しさがある」とか、「店の人と思わぬ話ができる」とか、そういったものがあるわけです。そして今回は宇治にある山本甚次郎という店に予約を入れました。こちらは店舗でのお茶の販売もありますが、茶畑も保有されているそうで。
抹茶などは日の光を帯び過ぎると、カテキンなど苦みや渋みの成分が出てくるので、いいお茶はあまり強い日の光を当てないようにするそうです。近年は寒冷紗といって黒いビニールの覆いを被せるそうですが、山本甚次郎さんの所では本簀(ほんず)栽培をしているとのこと。
本簀栽培はビニールの覆いではなく、昔ながらに骨組みの上に藁を敷くそうです。栽培の時点で強いこだわりを感じます。
今回は予約を取り、店主の方とゆっくり話をしました。こだわりの栽培方法で作っているが故、味は肥料や天候などに左右されるらしく、まさに「〇〇年産のワイン」のようなもの。さらに御茶摘みから時間が経過している方が熟成が進み、味も変わります。
お茶の木は元は紅茶だろうが烏龍茶だ老が緑茶だろうが一緒のようですが、加工方法が異なります。抹茶の場合、採取後は乾燥させ碾茶にし、この碾茶を石臼で粉末にしたものが抹茶になります。
今回はゆっくり話ができましたが、私は中小企業診断士ということもあり、お茶の市場環境なども聞くことができました。食品のトレーサビリティなどは登録研究会でもテーマに上がりそうな内容ですが、お茶の場合は市場が独特であるように感じました。
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