不便になった確定申告の話

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まあこれは私だけかもしれないんですが。

こないだ、2回目の確定申告を終えました。私が利用しているのは青色申告の電子申請。使っているソフトが弥生の青色申告オンラインです。あくまで今回の話は個人的見解、そして個人的事情が加わるのですが、電子申告は圧倒的に不便になりました。

2021年分の確定申告(2022年3月提出分)と2022年分の確定申告(2023年3月提出分)の大きな違い。まあ電子申告ならではの話です。以前はカードリーダーだったのが、スマホで認証するというもの。

私が開業したのは2021年2月であり、初回の申告が2022年3月。開業と同時に青色申告の申請も終えていました。

そして青色申告でやるからには、電子で出したい。まあこう思うわけであります。このためマイナンバーカードは以前からあったわけですが、パスワード設定とかは結構いい加減だった状態でして。

初回の電子申告の際、2022年2月頃に市役所に行き、このマイナンバー周りの整備をしておきました。他に税務署に行き、電子申告できるようにID等設定もしてきました。マイナンバーカードが読み込めるよう、カードリーダーも購入。3,000円前後した記憶があります。

こうしたこともあり、去年の電子申告は実にスムーズでした。

そして今年の2月末ごろ、意気揚々と少し余裕をもって青色申告の電子申請。・・・あれっ?カードリーダーは?

よく見てみると、カードリーダーが使えず、スマホでマイナンバーカードを読み込めますよ・・・とのこと。いやいや聞いてないって。

まあ大抵の人はスマホを持っているわけですが、私の場合は携帯電話については通話の聞こえやすさや扱いやすさを重視し、二つ折りタイプの携帯。SNS機能についてはi-Padを使っています。まあ画面がでかくて見やすいですから。

以前はスマホの月額利用料が高額という名残もあり、二つ折り携帯はDocomo、スマホ代わりにフリーsimでタブレットを使っているわけです。以前の月額スマホ高額ということを考えると、実は私の場合こっちが安いということで。

そしてi-Padでマイナンバーカードの読み込みはどうやら対応していないようです。それにしても去年までUSBタイプのカードリーダーで行けたはずなのに。

それにしても、せめて「カードリーダーかスマホのどっちからでも行けますよ」だったら個人的には助かったのですが。結局は電子申告の時だけ親にスマホを借りました。

私は弥生の青色申告オンラインを使ったわけですが、フリーやマネーフォワードとか、他のソフトだとどうだったんでしょうか?今回の、カードリーダーからスマホの読み込みに変更されたってのは国の政策によるもの?

まあ国の政策であればどうしようもないんですが、もし弥生会計だけの現象であれば、「ふざけんな!不便にするんじゃねー」というのが正直な感想です。

結局は2021年の開業で2022年3月時点で将来のことを考えカードリーダーを購入。その翌年にそのカードリーダーが使えなくなるってことは、結局1回使っただけで終わり。

一応、概ね2017年以降に発売されたスマホの多くは、マイナンバーカードの読み取りに対応しているようです。来年以降のことも考える必要が出てきました。それにしても、確定申告のためだけに、新しくスマホを調達することも視野に入れなくてはならなくなったのかと思うと、気が遠くなります。

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